小児歯科(妊娠中を含む)

2014年04月10日 木曜日

妊娠中の歯科治療

本日は妊娠中の歯科治療についてお話ししますheart04

どんな時でも、どんな人でも、虫歯の痛みは我慢出来ないものですねwobbly
しかし妊婦の方は歯が痛い場合、お腹の胎児への影響などを心配して、
歯科での治療を躊躇してしまう方が多いように思われます。

妊娠中の歯科の治療については、歯科医師も十分に心得ていますので積極的に受診すべきですsign01
時期にもよりますが、歯科の治療はで出来るだけ速やかに行うべきだと考えられます☆。.・*

産後は育児に追われ、通院が困難になってしまう事が多いですし、
治療をしないで放置していると、自然に治癒することがない歯は、どんどん悪化してしまいますcrying

また、口の中に症状があると、うまく食事が摂れなくなってしまい、母体にも胎児にも良い事はありません。
痛みを我慢し続ける事ストレス下の精神状態も避けるべきだと思われます。

妊娠中に歯科の治療を受ける場合、必ず妊娠中である事を歯科医師に告げた上で、治療を進めてもらうようにしましょう。
妊娠中の経過や現在何週目か、つわり(悪阻)の状態や流産の既往がないかなどの情報があれば治療計画を立てる上でとても参考になります。
当院の院長は女性ですので、気兼ねなくおっしゃって下さいhappy01


特に、妊娠中にレントゲン写真を撮っても大丈夫かという疑問がおありかと思いますので、述べさせていただきます。

妊娠の初期には胎児のエックス線に対する感受性が最も強くなっています。
胎児被爆のリスクは着床前期(受精後約9日)>器官形成期(受精後約2〜8週)>そして胎児期(受精後約8週以降)の各段階で異なっています。
放射線による障害としては奇形、精神発達遅滞、発ガン・・・などがありますが、

歯科の診療で用いているエックス線写真の撮影では、
防護用エプロンを着用して撮影するので、被爆量はまず問題はないと考えられています。
具体的な比較をしますと、海外旅行に行って帰るより少ないのです。
特に当院のデジタルエックス線写真は、従来のものより低いエックス線量で撮影が可能です。

エックス線を写真を撮らずに治療を行うと、的確な治療を行えない場合もあります。

何か治療に対して不安があれば、お気軽にご相談してください。
小さな疑問、不安もしっかり解消してから治療していきましょうnotes

投稿者 Ginza East デンタルクリニック

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