顎関節症

2014年05月12日 月曜日

顎関節症の原因と分類について

顎関節についての続きです。
前回は、顎関節症の全体的な説明を書きました。
本日は、もう少し専門的なことをお伝えいたします。

先ずは、顎関節症の有病率について
男女比は、男:女=1:5で、
圧倒的に女性が多いです。
それは…
1 女性は男性よりも関節がやわらかい
2 女性は感受性が高い
3 女性は治療への要望が強い
4 女性ホルモンの影響
このような理由からと言われています。
しかし、感じるのは、
男性もとても多いということです。

次に、顎関節症の原因は、
o ブラキシズム(はぎしり)
o ストレス
o 偏咀嚼(片側だけで食べる)
o あごや筋肉に負担をかける癖や習慣
   (ほおづえ、うつ伏せで寝る)
o 悪い噛み合わせ
などが上げられます。
ストレス状態にあると、歯ぎしりをしたり、
くいしばりをしたりします。

最後に、顎関節症のタイプを分類したいと思います。
o 筋肉の障害によって起こるタイプ(Ⅰ型)
o 関節包、靭帯の障害によって起こるタイプ(Ⅱ型)
o 関節円盤の障害によって起こるタイプ(Ⅲ型)
o 変形性関節症によって起こるタイプ(Ⅳ型)
進行していくと、Ⅳ型へと移行していきます。
以下に初期の段階で治療を開始するかがポイントです。

次回はタイプをもう少し詳しく説明していきます。

顎関節症について気になる症状がある方は、
お気軽にご相談下さい。

ギンザイーストデンタルクリニックは夜20時まで診察しています。

投稿者 Ginza East デンタルクリニック

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